<こころ相談ナビ>サービス総合案内

無意識と潜在意識の働き:こころの奥深くにある創造性と自己実現の鍵

人のこころとは?瞬間の状態と無意識の働き

人のこころとは、何か確かに存在するものではなく、瞬間瞬間の状態や意識の作用と考えられます。こころは実体のあるものではなく、常に移り変わり変化していくものです。ここでは、その移り変わり変化するこころ、特に無意識、さらに潜在意識の領域について考えたいと思います。

意識の分類:顕在意識と無意識

人のこころ=意識は大きく二つに分けられます。それは顕在意識と無意識です。無意識とは、自覚しないで心の中に存在する精神現象や思考、感情のことを指します。無意識は24時間休むことなく常に働いており、心理的な行動や思考、感情を支配することがあります。

無意識の影響とその分類

無意識には、個人を超えた社会、文化に影響を受けた集合的無意識があります。さらに、社会、文化、人種などを超えた人類共通の超意識も存在します。人はこれらの影響から逃れることはできません。

無意識の働き:心的抑圧と防衛機制

無意識の働きには、心的抑圧や防衛機制が含まれます。心的抑圧とは、個人の意識に入り込むことができない精神的なものを無意識に抑圧することです。トラウマ体験や不快な記憶が無意識に抑圧され、意識に出てこないようになっていることがあります。

防衛機制とは、不安や恐怖といった無意識的な感情から自己を守るために無意識が働いて行う心理的な作用です。たとえば、否認や退行といった防衛機制があります。

潜在意識の重要な機能

潜在意識は、個人の無意識の一つの構成要素であり、意識的に気付かないで心の中に存在する思考、感情、行動、体験、願望、欲求などの心理的要素を指します。潜在意識は、人々の行動や思考、感情に大きな影響を与え、重要な機能を持っています。

自己評価の形成

潜在意識の一つの重要な機能は、自己評価の形成に関わっていることです。過去の体験や感情、願望、欲求などが、自己評価に影響を与えます。たとえば、潜在意識に自己評価を下げるような過去の体験がある場合、その影響で自己評価が低くなることがあります。

自己実現に向けた行動の促進

潜在意識のもう一つの重要な機能は、自己実現に向けた行動を促すことです。自己実現とは、個人が自分自身を最大限に表現し、自分自身を肯定することです。潜在意識にある願望や欲求が、自己実現に向けた行動を促すことがあります。

学習、思考、問題解決への関与

潜在意識には、過去の経験から得られた情報や知識が蓄積されており、これらの情報や知識が問題解決に役立つことがあります。たとえば、潜在意識にある情報が提示されることで、問題解決に必要な知識を思い出すことができます。

創造性や想像力の促進

潜在意識には、非常に豊富な情報が蓄積されており、この情報が創造性や想像力を促進します。過去の体験や知識、感情、願望、欲求などが結びつくことで、新しいアイデアや発想が生まれることがあります。また、潜在意識は意識的な制限から解放されているため、自由な発想や想像力を生み出すことができます。

本件のまとめ

こころ=意識>無意識>潜在意識には、創造性や想像力を促進する機能があります。潜在意識にアクセスすることで、自分自身に気づき、新しいアイデアや発想を生み出すことができます。創造性や想像力を活かすことは、人生において非常に重要なことであり、潜在意識の働きを理解し、活用することが、より豊かな人生を送るための鍵となると考えられます。

この記事に関連し、自己実現や自己評価の改善にご興味のある方はお気軽にご相談ください。(⇨「カウンセリングの無料相談」はこちら

<関連記事>

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

<こころ相談ナビ>は株式会社ココラクによって運営されています。

目次