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「書くこと」の効果|感情を整理し、心を癒す

目次

「書くこと」自体で得られる効果

感情の整理

日常生活で感じる様々な感情を文章として書き出すことで、自分の気持ちを整理することができます。紙に書き出すことで、頭の中で混乱していた感情が明確になり、心の中のもやもやが解消されることが多いです。

ストレスの軽減

書くことで、心の中に溜まったストレスを発散することができます。自分の悩みや不安を他人に話すのが難しい場合でも、紙に書き出すことで同様の効果を得ることができます。これは「エクスプレッシブ・ライティング」と呼ばれる手法で、科学的にも効果が証明されています。

自己理解の深化

日記やジャーナルを書くことで、自分自身について深く理解することができます。特に、自分の行動や感情のパターンを振り返ることで、自分の強みや弱み、課題を明確にすることができます。自己理解が深まることで、自己肯定感が向上し、より良い自己管理が可能になります。

問題解決能力の向上

書くことは、問題解決のための思考を整理する手助けにもなります。問題や課題を具体的に書き出し、解決策やアプローチ方法を考えることで、頭の中で曖昧だった問題が明確になり、具体的な行動に移しやすくなります。


書き方の例

日記を書く

毎日の出来事や感じたことを日記として書き留めることは、シンプルでありながら効果的な方法です。特に、感謝の気持ちやポジティブな出来事に焦点を当てることで、ポジティブな思考を育むことができます。

ジャーナリング

ジャーナリングは、より自由な形式で自分の考えや感情を書き出す方法です。特定のテーマや質問に答える形で書くこともあれば、ただ思いついたことを自由に書き出すこともあります。定期的にジャーナリングを行うことで、自己理解が深まり、メンタルヘルスの向上に寄与します。

感情を書き出す

特定の感情について深く掘り下げて書くことで、その感情の原因や背景を理解することができます。例えば、「怒り」や「悲しみ」といった感情について、その原因や感じた状況を書き出すことで、感情のコントロールがしやすくなります。また、どういう状況になると「怒り」や「悲しみ」を感じやすいのか、自分自身を客観的に捉えることにもつながります。

未来のビジョンを書く

自分の目標や未来のビジョンを書き出すことで、モチベーションを高めることができます。具体的な目標を書き出し、それを達成するためのステップを考えることで、行動計画を明確にし、実現に向けた意識を高めます。


書くことを習慣化するためのポイント

時間と場所を決める

書くことを習慣化するためには、毎日決まった時間と場所で行うことが効果的です。例えば、朝の時間や就寝前の時間を使って書く習慣を身につけると、続けやすくなります。

プレッシャーを感じない

書くことは自由な表現の手段です。文章の構成や正確さ、字のきれいさなど、あらゆるこだわりを持たず、自分の感じたまま表現することが重要です。

目的を持つ

書くことの目的を明確にすることで、継続しやすくなります。例えば、ストレス解消、自己理解の深化、目標達成のためなど、具体的な目的を持って書くことが効果的です。


まとめ

「書くこと」は、シンプルながらも強力なメンタルケアの手段です。感情の整理、ストレスの軽減、自己理解の深化、問題解決能力の向上など、多くの効果をもたらします。毎日の生活に「書くこと」を取り入れることで、心の健康を維持し、より豊かな人生を送ることができるでしょう。

この記事に関連し、書くことの効果を高める方法やメンタルケアの効果にご関心のある方はお気軽にご相談ください。(⇨「カウンセリングの無料相談」はこちら「カウンセリング無料相談ご利用方法」

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この記事を書いた人

スペシャリティ:メンタルヘルス
サブスペシャリティ:自己肯定感の向上

得意分野:
リフレーミング、認知行動療法、アタッチメント理論に基づいた母子関係の振り返り、パートナーとの関係性の改善、ノートを用いたコーチング、メンタルトレーニング

カウンセリング料金:
初回オリエンテーション(無料)
本セッション1回目:5000円
本セッション2回目以降:10000円/回

受付可能な時間:
水   10:00 - 17:30
土   14:30 - 17:30

経歴:
がん緩和ケア病棟および整形外科病棟の専属薬剤師として、患者様やご家族の方々にカウンセリングを通じて心理的支援を行ってきました。これまでの経験を通じて、心のケアが治療にどれほど重要であるかを深く実感しています。

薬をできる限り使わずに、日々の食事やライフスタイルを通して多くの方の健康に関わっていきたいという想いから、東洋医学の視点で食と心と健康の関係についても学んできました。
一般市民、ビジネスマン、ママ向けメンタルヘルスセミナーの講師としての実績があります。

保有国家資格:
公認心理師、薬剤師、調理師

カウンセリング方法:
オンラインビデオ通話、チャット


クライアントの声:
「カウンセリングのおかげで、自分の考え方やパートナーへの考え方が少しずつ変わり、パートナーともいい関係で過ごすことができています。」

「どうしたらいいかわからなくて、そんな自分が嫌だったけど、カウンセリングを通して、自分がどうしたら心地いいのかを考えるポイントがわかってきました。自分も楽になったし、周りの人に対しても穏やかに接することができるようになってきました。」

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